概要
平田義久は、2021年10月18日から ANARCHIC RECORD に所属する音楽アーティスト兼映像作家である。ジャズ、ヒップホップ、ロックを融合させた独自の「トーキョーサウンド」を標榜し、都市東京の質感とエネルギーを映画音楽的なアプローチで表現している。自らを映画好きと称するほどシネフィルであり、音楽作品にも映像作品にも物語性と視覚的な語り口を持ち込む点が特徴。
また、UTAU 音源「劇薬」(Gekiyaku)を楽曲に取り入れることでも知られ、合成歌声と人間の表現を融合させた独自のサウンドアイデンティティを構築している。
- 2026年9月:THINKRのスタジオ再編に伴い、KYOKAI STUDIO へ移籍(旧・ANARCHIC RECORD 体系)。
役割と創作上の位置づけ
平田義久は、音楽家であり映像作家でもあるという ANARCHIC RECORD 内で独特の位置を占めている。ジャズの影響を受けた和声語法にヒップホップのリズムとロックのエネルギーを組み合わせることで、都市的な響きを持つサウンドを生み出している。映画への深い造詣に裏打ちされた映画音楽的な作曲スタイルは、各楽曲に物語の起伏と臨場感のある空間描写を与えている。
UTAU 音源「劇薬」の活用は、ボカロ / UTAU クリエイターとの接点を生みつつ、マルチジャンルアーティストとしての独自性を保つための重要な要素となっている。
代表作品
アルバムとEPの一覧を開く
アルバム / EP
| リリース日 | 種別 | タイトル |
|---|---|---|
| 2018-06-13 | Album | All in this summer LP |
| 2019-04-28 | Album | Hit The Floor L.P. |
| 2025-07-09 | Album | 日本の夜 |
シングル一覧を開く
シングル
| リリース日 | タイトル |
|---|---|
| 2015-10-11 | ナイトドライバー (feat. JOLNO) |
| 2022-01-07 | アヤカシライダー |
| 2022-01-28 | バケモノバッター |
| 2022-07-21 | 日本の夏 (feat. 七滝今 & 梓川) |
| 2022-09-13 | 飛燕 |
| 2023-05-09 | 夏至下る |
| 2024-02-06 | トーキョー・コーリング |
| 2024-11-26 | 渇愛論II(梓川版) [feat. Azsagawa] |
| 2026-06-16 | 夜に暇電 |
対外提供曲・編曲の記録
平田義久が神椿体系内で手がけた対外提供曲の記録は以下のとおり(作詞・作曲・編曲の大半を本人が担っている):
| 公開 / 発売日 | 楽曲 | 歌唱対象 | 担当 |
|---|---|---|---|
| 2022-07-02 | 《赤い洗礼》 | Albemuth | 作詞 / 作曲 / 編曲 |
| 2023-02-15 | 《感光》 | Albemuth | 作詞 / 作曲 / 編曲 |
| 2025-10-29 | 《Brrrrrreak It》 | 罪十罰 | 作詞 / 作曲 / 編曲 |
| 2026-04-08 | 《桜心中》 | 御莉姫 | 作詞 / 作曲 / 編曲 |
提供曲の系譜に関する所見:平田義久の対外提供曲は2022年から2026年にわたり、そのすべてが「Albemuth → 罪十罰 → 御莉姫」という深脊界/少女革命計画の系譜上に集中している。うち2026年の《桜心中》は和風抒情を基調とし、《Brrrrrreak It》の重厚な志向とは鮮やかな対照をなしており、その創作が「静」と「烈」の両極を自在に操りうることを示している。
