春猿火

爆発力と情動の推進力を武器に、強音と無垢さを行き来するバーチャルシンガー。

HARUSARUHI
目次

概要

春猿火は KAMITSUBAKI STUDIO に所属するバーチャルシンガーであり、V.W.P のメンバーでもある。高い瞬発力と感情の押し出しを持つ歌唱で知られ、神椿の中でも特にエネルギーの強い存在として認識されることが多い。

冷たさや距離感よりも、まず歌声の勢いが前に出るタイプであり、時に台風のように力強く、時にあどけない少女のように変幻自在な表現力でリスナーを引き込む。その点が他メンバーとの大きな対照にもなっている。

役割と創作上の位置づけ

春猿火の魅力は、荒々しさだけでなく、幼さや無垢さを残した声色が同居している点にある。楽曲のジャンルに縛られるより、声の推進力そのものが作品の重心になることが多い。

V.W.P の中では、より直接的な熱量を持ち込むポジションとして機能する場面が多く、派生曲やライブでの化学反応も見どころになっている。

歩み

2019年

  • 11月15日:初のティザー映像を投稿し、活動を開始。
  • 12月25日:1stオリジナルシングル『逆転』をリリース。

2020年

  • 3月23日:花譜 1st LIVE「不可解(再)」にゲスト出演し、3Dモデルを初披露。
  • 7月30日:4thオリジナルシングル『オオゴト』をリリース。
  • 9月28日:5thオリジナルシングル『告げ口』をリリース。
  • 12月5日:初の配信カバーライブ「シュークリームライブ」を開催。

2021年

  • 1月16日:YouTubeチャンネルの登録者数が10万人を突破。
  • 3月14日:花譜 2nd LIVE「不可解弐Q2」にて、花譜、理芽、ヰ世界情緒、幸祜と共にバーチャルシンガーユニット「V.W.P」の結成を発表。
  • 8月27日:HULIC HALL TOKYOにて、1st ONE-MAN LIVE「シャーマニズム」を開催。
  • 10月6日:1stアルバム『心眼』をリリース。

2022年

  • 1月28日:オリジナルシングル『Oarana』をリリース(アニメ『地球外少年少女』主題歌)。
  • 8月6日:配信カバーライブ「シュークリームライブ2」を開催。
  • 11月6日:幸祜、CIELとの合同ライブ「Singularity Live 2」を開催。新曲『自由までの距離』を披露し、音楽的同位体「羽累」の3Dモデルが初公開された。

2023年

  • 11月4日:SINKA LIVE SERIES EP.Ⅲ 春猿火 2nd ONE-MAN LIVE「シャーマニズムⅡ – 神椿市弐番街 -」を開催。

2024年

  • 4月10日:「神椿新宿戦線」の一環として、3rd ONE-MAN LIVE「シャーマニズムⅢ」を開催。
  • 8月:バーチャル舞台劇「御伽噺(染)」シリーズに出演開始(「ver0.92_prototype」をお披露目)。

2025年

  • 8月27日:オリジナルシングル『(A)letheia』をリリース(フリーホラーADVゲーム『春琉ト怪夜』主題歌)。
  • 11月2日:「KAMITSUBAKI FES ‘25」に出演。

2026年

  • 6月24日:Remix Album『GLITCH STAGE』をリリース。
  • 9月5日 - 6日:「KAMITSUBAKI WARS 2026 神椿横浜戦線」に出演予定。

代表作品と関連項目

  • 個人名義のシングル群(『Accomplice』など)
  • Remix / Mix 企画(『GLITCH STAGE』『SPICE OF LIFE』など)
  • V.W.P における派生曲・対歌曲(ヰ世界情緒とのデュエット『LOVEぃ』『BREATHE』など)
  • 大型ライブでのパフォーマンス音源や映像

関連項目:

基本資料とキャラクター設定

春猿火は当初「Virtual Rapper」として紹介された。穂竹藤丸によるデザインは、黒髪の赤青のメッシュ、金色の瞳、ヘッドホン、機能性とストリート感を併せ持つ衣装によって識別される。「Virtual Rapper」は重要な出発点だが、作品全体を伝統的なラップだけに限定する言葉ではない。

項目内容
キャラクターデザイン穂竹藤丸
初期代表曲「逆転」「Lift Up」「猛進」「オオゴト」「告げ口」
主要アルバム『心眼』
音声の展開春猿火の歌声をもとにした音楽的同位体「羽累」

音楽作品・ライブとコラボレーション

初期楽曲は高い推進力を持つラップ路線を築き、『心眼』でアルバムとしてまとめられた。「春猿火自由律」は日常の言葉やその場の感情を記録する短編企画で、正式リリース曲とは区別する。「居場所」「覚醒 feat. さなり」「哀愁さえも仲間」「Oarana」はメロディやメディア作品との接続を広げた例である。「シャーマニズム」、シュークリームライブ、Singularity Live、V.W.P公演は、彼女のリズム面と感情面での推進力を示す。

たかやんは初期のラップ詞や「自由律」に関わり、穂竹藤丸はキャラクターデザインを担当した。台風のような強さという表現は歌唱・舞台上の比喩であり、固定的なジャンル定義ではない。

形態・設定・エピソード

春猿火は2020年の花譜『不可解(再)』で初めて3Dモデルを披露し、その後ワンマンライブや神椿の大型公演に合わせて形態を更新してきた。「多重人格」などの表現はキャラクターやファン文化の文脈であり、現実の診断を意味しない。羽累は春猿火とは別の音楽的同位体である。

関連企画 / 関連設定

春猿火は V.W.P、神椿のライブシリーズ、そして音楽的同位体「羽累 / HARU」とつながる。神椿の音楽地図の中では、衝撃と速度を担当する重要な極として見ることができる。

参考資料

外部リンク