理芽

透明感と妖しさをあわせ持つ声で、多言語のポップフィールドを横断する次世代バーチャルシンガー。

RIM
目次

概要

理芽は KAMITSUBAKI STUDIO に所属する次世代バーチャルシンガーであり、V.W.P のメンバーの一人でもある。2019 年 10 月のスタジオ発足と同時にデビューし、透明感と艶をあわせ持つ歌声、多言語(日本語、英語、韓国語)での歌唱、そして都市的なポップ感覚によって独自の立ち位置を築いてきた。

神椿の中でも理芽は、物語性だけに寄りすぎず、楽曲そのものの強さでリスナーを引き込むタイプのアーティストとして受け取られることが多い。音楽的同位体「裏命 / RIME」の声源提供者でもあり、ジャンルと国境を横断する可能性を秘めている。

役割と創作上の位置づけ

理芽の歌声は繊細さと冷たさを保ちながら、サビや感情のピークで一気に熱量を上げられるのが大きな魅力である。メインコンポーザーである笹川真生との協働はその個性を語るうえで特に重要で、理芽の楽曲世界を代表する軸の一つになっている。

V.W.P の一員としてグループの楽曲群に参加しつつ、個人ではよりポップかつ現代的な感触を持つ楽曲群を展開している点も特徴的である。

歩み

2019年

  • 10月18日:KAMITSUBAKI STUDIO の発足とともにデビュー。
  • 12月20日:1stオリジナルシングル『ユーエンミー』をリリース。

2020年

  • 1月3日:2ndオリジナルシングル『食虫植物』をリリース。
  • 8月12日:『食虫植物』が TikTok を中心にバイラルヒットし、カバー動画が流行。動画総再生回数が数千万回を超え、YouTubeでの再生回数も300万回を突破。
  • 9月5日:『食虫植物』の YouTube 再生回数が1,000万回を突破。
  • 10月28日:オリジナルシングル『甘美な無法』をリリース。
  • 12月20日:自身初となるカバーストリーミングLIVE『CHOCOLATE LIVE』を開催。

2021年

  • 3月13日:花譜 2nd ONE-MAN LIVE『不可解弐Q2』内にて、バーチャルシンガーグループ「V.W.P」(Virtual Witch Phenomenon)の結成を発表。
  • 5月15日:1st ONE-MAN LIVE『ニューロマンス / NEUROMANCE』を開催。
  • 7月21日:1st Album『NEW ROMANCER』をリリース。

2022年

  • 4月16日:V.W.P のメンバーとして、初のグループワンマンライブ『魔女集会』『現象』に出演。
  • 4月27日:YouTubeチャンネル登録者数が20万人を突破。HALのテレビCMソング『ピルグリム』をリリースし、新衣装(2nd Metamorphose)「The Cosmic Puppets」を公開。
  • 7月17日:ヰ世界情緒とのツーマンライブ『Singularity Live』を開催。
  • 8月17日:オリジナルシングル『チクタクボーイ』(TVアニメ『5億年ボタン【公式】~菅原壮太の超短篇~』EDテーマ)をリリース。
  • 9月:英語習得のため、約半年間のアメリカへの語学留学を発表・渡米。
  • 10月5日:オリジナルシングル『インナアチャイルド』(MBSドラマ特区『少年のアビス』オープニング主題歌)をリリース。

2023年

  • 4月:アメリカ留学から帰国し、日本での活動を再開。
  • 12月6日:2nd Album『NEW ROMANCER2』をリリース。
  • 12月16日:2nd ONE-MAN LIVE『NEUROMANCE Ⅱ -神椿市壱番街-』を開催。

2024年

  • 9月14日:花譜とのツーマンライブ『Singularity Live Vol.3』を開催。
  • 9月15日:TOKYO DOME CITY HALL にて 3rd ONE-MAN LIVE『NEUROMANCE Ⅲ』を開催。

2025年

  • 年中:TVアニメ『神椿市建設中。』第3話エンディングテーマ『閃光だった』を担当。EXPO 2025 大阪・関西万博関連イベントにも出演。

2026年

  • 3月:恵比寿ALにて、自身初の展覧会『理芽展』を開催。

代表作品と関連項目

  • アルバム:1st『NEW ROMANCER』(2021)、2nd『NEW ROMANCER2』(2023)
  • 代表曲:『食虫植物』『甘美な無法』『十九月』『インナアチャイルド』『えろいむ』
  • 重要な協働軸:笹川真生、Guiano
  • カバーライブシリーズ:『CHOCOLATE LIVE』シリーズ

関連して読むとつながりやすい項目:

基本資料とキャラクター設定

理芽は青系の髪、複層的な色の瞳、フード、三つ編みなどによる、冷たさと妖しさを併せ持つビジュアルで描かれる。制服姿は初期の学生歌姫的な表現に結びつき、後年の衣装や形態はそれぞれのライブや作品の物語に対応している。

項目内容
キャラクターデザインPALOW.
中心的なモチーフ青、フード、重なった瞳、夜のロマンス
主要な作家笹川真生、Guiano、Misumi、samayuzame
音声の展開理芽の歌声をもとにした音楽的同位体「裏命」

音楽作品・ライブとコラボレーション

「ユーエンミー」「食虫植物」「ピロウトーク」は入口になりやすいが、理芽の活動は「食虫植物」だけに還元できない。アルバム『NEW ROMANCER』『NEW ROMANCER2』、カバーライブ「CHOCOLATE LIVE」、ワンマンライブ「NEUROMANCE」、Singularity Live、V.W.Pの楽曲を通して、抑制された声色がソロ、デュオ、ユニットで異なる表情を見せる。

理芽のライブはMVの再現にとどまらず、新衣装、再編曲、ゲスト、空間演出によって楽曲の感情の輪郭を変えてきた。裏命は理芽とは別の音楽的同位体・キャラクターとして記録する。

形態・設定・エピソード

形態は登場した作品やライブと合わせて記録する。過去の外国語カバー投稿をめぐる著作権申立てによるアカウント停止はアカウント運営史上の出来事であり、理芽本人の創作姿勢を推測する材料にはしない。個人的なエピソードは公開インタビューや番組内の文脈を保って扱う。

関連企画 / 関連設定

理芽は V.W.P のグループ活動に加え、音楽的同位体「裏命 / RIME」の声源提供者としても知られる。歌う身体としての理芽だけでなく、創作の素材として声が再利用される点は、神椿的な広がりを考えるうえで見逃せない。

参考資料

外部リンク